vol.10 BARの店長、令和の虎、YouTuber、カードゲームショップと多岐に渡る㈱テンペストCEOのヤンさんとは?

株式会社テンペストのCEOヤンさんに事業の実態を聞いてみた!


Author: Tecco Published on: November 1, 2021

動画

目次

  • オープニング
  • ㈱テンペストがやっていること
  • ヤンさんとTeccoの出会い
  • カードゲームやボードゲーム事業を始めたきっかけ
  • 流行ってるボードゲーム
  • カードゲームやボードゲームのオンライン販売が増えた
  • 他CtoCサービスと比較した事業の特色(品質保証)
  • 他CtoCサービスと比較した事業の特色(海外の流通)

オープニング


カトリッセ・ヤン=ピートル
㈱テンペスト 代表取締役CEO
令和の虎
YouTuber

Tecco
ラグナロク㈱ 代表取締役超監督
キヤノンや複数のスタートアップで上場や
バイアウトを経験し、起業
上場企業の技術顧問やエンジニア教育を担当

西野きなこ
見えるけど会えないモデル
公式 Twitter 🔗
公式 Instagram 🔗


ヤンさんって何者?

Tecco「テンペストっていう会社は」
Tecco「どういうことをやっている会社なんですか?」
ヤン「僕も、何やってるか会社なのか」
ヤン「だんだんよく分からなくなってきたのが正直で」
ヤン「今三期目なんですけど」
ヤン「一期目か二期目でコロナに直撃してるのもあって」
ヤン「けっこう業界が変わったんですね」
ヤン「元々は音楽系の芸能プロダクションと」
ヤン「イベントを自分たちで実施する営業の」
ヤン「代行会社として始めたところがあるんですけど」
ヤン「イベント系とか」
ヤン「ライブハウス使ってやる音楽系とかって」
ヤン「コロナで大打撃を受けたジャンルなので」
ヤン「そのへんが全部いけなくなって」
ヤン「去年大きく事業の転換をして」
ヤン「youtubeの動画制作だったりとか」
ヤン「なぜかコロナで打撃を受けたとか言いながら」
ヤン「飲食店の実店舗の経営始めてしまったりとか」
ヤン「ホビー系の製品で1個やってる飲食店が」
ヤン「ボードゲームカフェだったり」
ヤン「そこでボードゲームとか」
ヤン「トレーディングカードゲームとか取り扱ってて」
ヤン「それの販売とかをやってたりするのが」
ヤン「今の事業なんで」
ヤン「何屋さん?って聞かれると」
ヤン「ものすごく難しいんですけど」
Tecco「そうですよね」
Tecco「ヤンさん何屋さんだって僕もよくわかってない」
ヤン「わりと仲いい人皆、僕が何やってるのか知らない」
ヤン「事業が変わっててるからで」
ヤン「怪しい人ではないです、僕は」

ヤンさんのファーストインプレッション

Tecco「飲食店の店長をたまたまやられてたときに」
Tecco「出会ったのが、多分ファーストでしたよね」
ヤン「そうですよね」
ヤン「ちょうど飲食店始めたところで」
ヤン「それがちょっと色々あって」
ヤン「急に始めることになったので」
ヤン「まだスタッフが集まってなくて」
ヤン「たまたま店頭立ってバーテンやってて」
ヤン「いらっしゃいませ!って言ってたら」
ヤン「teccoさんいらっしゃって」
Tecco「そうですよね」
ヤン「それでちょっと意気投合して」
ヤン「仲良くさせていただいているような」
Tecco「ファーストインプレッションは」
Tecco「なんか外人立ってるぞ?!」
Tecco「今日大丈夫かなと思って行ったら」
Tecco「ベラっベラ話してくるから」
Tecco「ペラペラ日本語やん!って」
Tecco「片言ですらないやんみたいな感じで」

ヤンさんとの思い出

Tecco「すごい僕が嬉しかったのが」
Tecco「ヤンさんボドゲとか」
Tecco「カードゲームとか好きって言ってて」
Tecco「前に実はお誕生日プレゼント頂きまして」
Tecco「僕の家に前に遊びに来ていただいたときに」
Tecco「天野喜孝さんが好きっていう話をしたら」
Tecco「ギャザ?マジック・ザ・ギャザリングの」
Tecco「天野さんが書いた絵のやつをプレゼントしてくれて」
Tecco「めちゃくちゃ嬉しかったですね」
ヤン「珍しく1枚だけそのteccoさんが好きな」
ヤン「FFの絵とかで有名な」
ヤン「天野喜孝っていうイラストレータさんが書いてる」
ヤン「カードがあって」
ヤン「teccoさんの誕生日にはこれあげるしかないなって」
ヤン「3ヶ月くらい前から予約してました」
Tecco「なんかいきなりお呼びがかかったから」
Tecco「どうしたのかなと思ったら」
Tecco「誕生日プレゼントだった」
ヤン「渡すだけのために呼びつけましたからね」

ボードゲーム事業のきっかけ

Tecco「カードゲームとかボドゲの話があったんですけど」
Tecco「それは元々事業としてやったのは」
Tecco「好きだったからとかなんですか?」
ヤン「そうですね」
ヤン「まあ元々そういうのやってた店舗で」
ヤン「イベントをしてたんです」
ヤン「インフルエンサーとかを呼んで」
ヤン「カードゲームの大会だったり」
ヤン「ボードゲームの大会みたいなのをしてて」
ヤン「ちょうど僕がやり始めたタイミングで」
ヤン「元のオーナーがコロナで」
ヤン「飲食店の経営はちょっと難しいなっていう」
ヤン「手放そうとしてたタイミングでもあったので」
ヤン「僕だったら」
ヤン「カードゲームとかボードゲームを自分でも知ってて」
ヤン「詳しくて」
ヤン「例えば通販とかを使って」
ヤン「実店舗だけにとどまらずオンラインでも」
ヤン「なんらかの売上立てられるんじゃないかな」
ヤン「と思って」
ヤン「そのまま店舗を引き取ってやり始めたのが」
ヤン「きっかけですね」
Tecco「なるほど」
Tecco「きっかけで始めたっていうのは会社作った後の話?」
ヤン「そうですそうです、完全に」
ヤン「去年の9月とか10月とか」
Tecco「へぇそうなんですね」
Tecco「けっこう最近といえば最近」
ヤン「はい」
ヤン「元々そこにいた」
ヤン「今まではイベントを手伝ってくれる」
ヤン「別の会社のスタッフさんだった人が」
ヤン「みんなそのまま揃って入社したみたいな感じで」
ヤン「一緒にやってます」

ボドゲの最近の傾向

Tecco「今おすすめのボドゲとかあります?」
Tecco「今何が流行ってるんですか」
Tecco「ボドゲ業界は?」
ヤン「おすすめのボドゲ・・・」
ヤン「そもそもボドゲって対面でやるので」
ヤン「流行ってるって言えないかもしれないんですけど」
ヤン「今まではボドゲってルール複雑で」
ヤン「オタッキーというかギーキーというか」
ヤン「ディープな人たちがやるジャンルだったのが」
ヤン「今の僕のやってる店舗とかって」
ヤン「男性と女性が一緒に来たりして」
ヤン「ちょっとデートスポットみたいな感じで」
ヤン「遊べるところで」
ヤン「お酒とかも飲めたりするんで」
ヤン「今はコロナで飲めなかったりするんですけど」
ヤン「男女でちょっとデートっぽいところ来て」
ヤン「対戦ゲームやると」
ヤン「だいたいなんかある」
ヤン「逆に協力ゲームってやつですね」
ヤン「ボードゲームで皆チームで」
ヤン「一つの目標に向かって達成する系のゲームとかは」
ヤン「ちょっと今流行ってきている感じですね」
ヤン「今まではずっと対戦だったじゃないですか」
ヤン「4人でバトルロワイヤル!生き残るのは誰だ!」
ヤン「みたいな感じだったんですけど」
ヤン「デートでしたら大変なことになるんで」
西野きなこ「気まずいですよね」
西野きなこ「あんた嫌い!みたいな」
ヤン「今まではストリートファイターだったのが」
ヤン「だんだんモンハンみたいな」
ヤン「ジャンルになってきたような」
Tecco「カップルで行っても」
Tecco「仲間として頑張れるボドゲみたいな」
ヤン「そういうジャンルを」
ヤン「うちの店舗では」
ヤン「ちょっと多めに置くようにしてますし」
ヤン「全体的にも流行ってきてるんじゃないかなと」

オンライン販売

Tecco「そういうボドゲも店舗というより」
Tecco「オンラインで売ってることが多いんですか?」
ヤン「そうですね」
ヤン「オンラインで販売で」
ヤン「やっぱりオンラインの販売の主力は」
ヤン「さっきちょっと話してた」
ヤン「マジック・ザ・ギャザリングだとか」
ヤン「カードゲームだったりするんですね」
ヤン「コロナで今まで大々的な」
ヤン「幕張メッセみたいなところを借りて」
ヤン「やってたイベントができなくなって」
ヤン「オンラインのゲームに走ったり」
ヤン「皆紙のカードをちゃんと持っているので」
ヤン「そういう人たちにちゃんと届くように」
ヤン「通販で売る体制を整えて」
ヤン「YouTubeで「こんなの販売しますよ」」
ヤン「みたいなのを」
ヤン「自分の会社でも動画制作できるので」
ヤン「僕がピエロになりまして」
ヤン「youtubeでこんなの売ります」
ヤン「こんなオリジナルパック作ります!」
ヤン「みたいなので発信して」
ヤン「みたいな販売をしたりしてます」

CtoCの問題点

Tecco「カードゲームとかっていまやっぱり」
Tecco「メルカリとかヤフオクみたいので」
Tecco「CtoCでされてることが多いじゃないですか」
Tecco「多分値段もそこである程度相場感がついちゃって」
Tecco「しかも店よりは安い値段で出てるじゃないですか」
Tecco「例えばメルカリみたいなところに」
Tecco「対抗する策っていうのは」
Tecco「どんな感じにやってるんですか?」
ヤン「いくつかありまして」
ヤン「マジック・ザ・ギャザリングって」
ヤン「長く続いてるカードだけあって」
ヤン「高額なものが多かったりするんですね」
ヤン「ここでメルカリとかヤフオクで」
ヤン「結構問題になってるのが」
ヤン「カードゲーム偽物問題」
ヤン「1枚数百円ならまだいいんですけど」
ヤン「何万円とかっていうカードもあって」
ヤン「下手したら10万円」
ヤン「もっと高いのだと100万円」
ヤン「一番高いのだと僕が知ってるので」
ヤン「7000万円っていうのもあったんですよ、1枚が」
西野きなこ「1枚…」
ヤン「紙切れが」
西野きなこ「トントン!8000万円!!」
ヤン「そうそう!オークションみたいな」
ヤン「eBayで一回7000万の値がついたのがあるので」
Tecco「来年8000万になってるかもしれないですね」
ヤン「そうなんですよ」
ヤン「そうなると偽物作るやつが出てくるんで」
西野きなこ「あーなるほど」
ヤン「いかにもな値段で偽物売ってる」
ヤン「メルカリとかヤフオクの転売ヤーじゃないですけど」
ヤン「偽物を売る奴がいるんですよね」

対抗策1:品質保証

ヤン「一つは」
ヤン「僕が顔出しでちゃんと会社名とか実名を公表して」
ヤン「こんなものを売りますって言ってるところは」
ヤン「一つ品質保証と言うか」
ヤン「偽物のリスクはないですよと」
ヤン「確実にこういったものが」
ヤン「こういう状態で届きますよ的な」
ヤン「品質保証にはなってるんで」
ヤン「そこは一つ一般のCtoCの売り方よりは」
ヤン「品質保証になってるなっていうのがあるのと」

対抗策2:海外買い付け

ヤン「これはマジック・ザ・ギャザリングに」
ヤン「フォーカスしての話なんですけど」
ヤン「日本の市場も大きいんですけど」
ヤン「海外の市場もすごく大きくて」
ヤン「アメリカのゲームなんです元々」
ヤン「なので海外との」
ヤン「需要供給の差とかっていうのもあったり」
ヤン「あとは物価の差ですね」
ヤン「国によっては」
ヤン「日本だと高いけど海外だと安いとか」
ヤン「そもそも日本との物価差があるから」
ヤン「海外だと安く仕入れられて」
ヤン「日本でこんな値段で売れる」
ヤン「とかっていうのもあるので」
ヤン「主に海外から安く仕入れて」
ヤン「日本に提供する」
ヤン「っていうようなのはやってます」
ヤン「皆さん信じられないかもしれないですけど」
ヤン「僕こんな顔して英語がしゃべれるので」
Tecco「マジっすか?!(笑)」
西野きなこ「ハロー!」
Tecco「ハウアーユー?」
ヤン「アイムファインサンキュー!」
ヤン「誰もこれ絶対信じないでしょ(笑)」
ヤン「一応英語がしゃべれるので」
ヤン「海外のバイヤーとかと交渉したりもできて」
ヤン「それで良いものを安く仕入れていくっていう」
ヤン「ちょっと貿易的な視点でやってたりもするので」
Tecco「ジャンルは違うけど」
Tecco「それこそブランド品とか」
Tecco「ルイヴィトンとかエルメスみたいのを」
Tecco「安く購入してきて日本で高く売るみたいな」
ヤン「そんな感じですかね」
西野きなこ「バイヤーさんです」
Tecco「すばらしい」
ヤン「ブローカーとかバイヤーっていうと」
ヤン「ブランドものとか車のイメージが強いんですけど」
ヤン「それよりも手軽にこう」
Tecco「携帯性半端ないですからね」
ヤン「簡単に持ってこれて」
ヤン「かつ商品がある程度高価っていうので」
ヤン「カードゲームバイヤーっているんですよね」
ヤン「僕もこれ実際に自分で遊んでるときは」
ヤン「そんな人いるなんて信じられなかったんですよ」
ヤン「実際に行ってみると海外にもいて」
Tecco「そうですよね」
Tecco「遊戯王貯金って言葉ができるくらい」
Tecco「カードで貯金するみたいな」
ヤン「カードゲームは”遊べる有価証券”」
ヤン「って最近いわれてますからね」
Tecco「すごいな」
ヤン「カードゲームやってください、お金減らないんで」
ヤン「増えるんでむしろ」
Tecco「たしかに」